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やまとしうるはし




この歳になって初めて

源氏物語

古事記

日本書紀

を読みました。


源氏物語を読むきっかけは

アメリカ人の友人にすすめられたこと。

日本人として読んだことがないのは

ちょっと恥ずかしいなとおもったからです。

(読んでいると言ってももちろん現代語訳ですが…)


最初は容姿の美しさと身分の高さをいいことに

女性たちに対してやりたい放題な光君に

かなりイラッとしましたが

読み進めるうちに

一度関わりを持った女性たちや家族を

ずっと大切にするようすや

歳を重ねてもいつまでも美しいようすなどに

だんだんと惹かれて面白く読みました。


特に、登場人物の手紙のやり取り

和歌の美しさに魅了されました。


古事記はなんとなく少し前から

読む流れがきているのを感じていて

そうしたら先日旅した長崎の宿に

古事記の現代語訳が置かれていて

ちょっと読んでみたらあまりの面白さに

夢中になりました。


こんなに面白い読みものを

なぜ今まで読まなかったのか!

と思うほどです。


古事記を読み終わったら

日本書紀もどうぞ!

というメッセージを受けとって

そちらも読みました。


この3つを読んで一番の気づきは

本当の日本語の凄さです。

いま私たちが日常使っている日本語は

大事なヴァイブレーションをすべてカットした

簡易版と言いますか

カタチだけの日本語になっているのだな…

ということを実感しました。


古事記と日本書紀は原文はすべて漢字ですが

かなも加えて読みやすく書かれた原文を

声に出して読み上げてみると

それだけで自分が整っていくのを感じます。

現代の日本語とは全くちがう

それはそれは美しい響きがあります。


源氏物語の和歌もそうです。


私はよく皆さんに

「日本人ですか?」

「ハーフかクオーターですか?」

と聞かれることが多くて、その度に

「日本人です!」

と答えていましたが

本当の日本語(やまとことばというのでしょうか?)

これを知らずして日本人と言えるのかな…

とまで思うようになりました。


2年ほど前からお稽古に通い始めた

三味線・地唄も

こちらはぐっと新しくて江戸時代以降のものですが

それでもちゃんと古い日本語の響きがあって

だから演奏していても唄っていても

とても気持ちがいいし

どんなに難しくても

できるようになりたいと思うのだとわかりました。


日本人として

日本に生まれ育ったことの豊かさに

喜び溢れる今日この頃です。


🦢


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